蒙古ひだが強い場合、目頭を切開して内側に少し広げることができます。
※蒙古ひだ(水かきのように皮膚がおおっている部分)
目頭から内側に3~5mm切開し、さらに目頭側を上下にまたがるようにV字型の切開を加えます。ちょうど、Y字型に切開する形になります。皮下組織を剥離し、V字型になるように縫合します。単純に考えると最初に水平に切開した長さの半分くらいが内側に広がることになります。
以前は別の方法で行っていましたが、傷が大きくなりやすい傾向があったため、少しでも傷を小さく目立たなくするために、現在はYV形成という方法をとっています。
また、この方法のメリットは手術中に仮固定をして患者様に目頭の広がり具合を確認していただき、もう少し広げたい場合は仮固定を外して切開を広げることができる点です。
術前
当日
1週間後
1ヵ月後
6ヵ月後