陥没乳頭

特徴

没乳頭陥没乳頭には、普段陥没していても刺激によって乳頭部が出てくる軽症のものから、全く乳頭が出てこない重症のものまでその程度は様々です。 軽症の場合は、出産後自然に改善することがあります。 重症の場合は、外観だけでなく垢が溜まりやすくなったり、炎症を起こすなど2次的な障害が出ることがありますので、手術で治療した方がいいでしょう。

施術イメージ

施術の流れ

デザイン

乳頭上部中央に直線を引き両サイドを締め付けるためZ形成を施します。

麻酔

局所麻酔をします。

切開

デザインに沿って切開します。

剥離

乳管周囲の固い線維性の組織を乳管を極力傷つけないように慎重にはがします。 重症のものでなければ、この時点で乳頭部が自然に持ち上がります。 線維組織が強い場合は、一部切除して乳頭部が自然に持ち上がるようにします。

縫合

切開した部分を丁寧に縫合します。

ガーゼ固定

乳頭部が出るように丸くくり抜いたガーゼを当てて、テープ固定をして終了します。

アフターケア

手術時間
手術時間は約40分です。
術後はそのまま歩いて帰ることができます。
手術中の痛み
局所麻酔で少し痛みは出ますが、手術中は痛みはありません。
手術後の痛み
手術後1~2時間で麻酔がきれてくると鈍痛がでますが、処方した痛み止めで軽減します。
翌日になると痛み止めがいらないくらいになります。
腫れ
術後は、1週間後の抜糸までガーゼを当てたままにしていますのでわからないと思いますが、1週間後は9割程度の腫れがひいています。
1ヶ月くらいで仕上がりになります。
内出血
出血は多少出ますが、内出血になり赤くなることはほとんどありません。
乳頭部は傷が治りやすく、傷も目立ちにくい部位なので気にならないくらいにキレイに治ることが多いです。
入浴
翌日より腰までは湯船につかれますが、胸の傷は濡らさないようにしてください。
上半身はタオルを絞って拭く程度にしてください。
シャンプーは傷口を濡らさなければ結構です。

症例写真

陥没乳頭

ビフォーアフター

  • 術前

    術前

    術後

    術後

    術前

    術前

    術後

    術後

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