2026/09/17

症例紹介|クマ取り手術後に目の下のくぼみが目立った症例

目の下のクマに対するヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸は、一般的に顔の立体感を出すために、鼻を高くしたり、顎を出したり、額を丸くしたり、また頬の高さを出したりするのに使われます。

また、顔を若々しくするために、コメカミや頬のコケ、目の上のくぼみや目の下のクマ、そして、ほうれい線や口周囲のしわの改善、さらには、頬のリフトアップやフェイスラインの下垂の改善にも使用されます。

目の下へのヒアルロン酸注入に技術が必要な理由

これらの注入部位の中でも、特に技術が要求されるのが、目の下のクマへの注入です。

眼窩下孔という目の下にある骨の穴から重要な神経や血管が出ているため、それらを傷つけないように注入する必要があります。

さらに下まぶたの皮膚は顔の中で一番薄いため、固さのあるヒアルロン酸を入れるとデコボコになります。適切なヒアルロン酸を適切な位置や深さに、そして適切な量を入れないとデコボコになったり、ふくらみ過ぎて不自然な仕上がりになります。また浅い層に多く入れすぎるとチンダル現象を引き起こすリスクも高くなります。

このように入れ方を少しでも間違えると良い結果につながらない、ごまかしがきかないのが目の下への注入です。

症例1|クマ取り手術後に目の下のくぼみが目立った20代女性

今回のモニター様は、20代の女性で、他院で3年以上前に目の下の脱脂手術を行ない、2年前にも裏ハムラ法を行なわれています。

2回の手術で、クマは改善せず、むしろくぼみがひどくなったということで相談に来られました。

治療前

①視診では、下まぶたのくぼみがひどく、脂肪を過度に取り過ぎたことが原因だと思われます。

1回目の注入から1か月後

② 1回目 注入後1ヶ月

目の下のくぼみはかなり改善していますが、2回の手術により下まぶたにできた傷跡が他の組織よりも硬く、一部に少し膨らみが見られます。

2回目の注入から1か月後

③ 2回目 注入後1ヶ月

少し追加で注入しました。

傷跡部分の膨らみはやや改善しています。治療前と比較すると明らかに良くなっています。

本当は手術前に来ていただきたかったです。

症例2|手術歴のない目の下のクマを治療した40代女性

追加で手術歴のないモニター様の症例も掲載しておきます。

目の下のクマの相談で来られた40代女性です。

治療前

① 治療前

全く治療の経験がなく、手術ではなくヒアルロン酸での治療を希望されていました。

涙袋と眼窩脂肪が一体のふくらみとなり、その下に中等度のくぼみが見られます。

ヒアルロン酸注入の適応があります。

治療後

② 治療後

デコボコや不自然な影はなく、チンダル現象も見られていません。

目の下のクマはキレイに改善されています。

院長
院長

この記事を書いた人

筒井 康文 院長

国立佐賀大学医学部卒業後、名古屋掖済会病院の救命救急で研修を積み、大手美容外科で技術を習得。
1988年にツツイ美容外科を開院し、長年にわたり美容医療に従事。豊富な臨床経験をもとに、患者一人ひとりの想いに寄り添った診療を重視し、「安心して受けられる美容医療」の提供を日々追求している。

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