2026/06/11

ヒアルロン酸注射後のアフターケア|やってはいけない行動と正しい過ごし方

ヒアルロン酸注射後のアフターケア|やってはいけない行動と正しい過ごし方

ヒアルロン酸注射はダウンタイムが短く、手軽に受けられる美容医療として人気があります。しかし、「施術当日はメイクできるのか」「運動や入浴はいつから可能か」など、術後の過ごし方に不安を感じる方も多いでしょう。実際、ヒアルロン酸のアフターケアは仕上がりや持続性に大きく影響します。適切なケアを行えば腫れや内出血を最小限に抑えられ、より自然な仕上がりが期待できます。本記事では、施術当日から1週間の過ごし方、やってはいけない行動、トラブル回避のポイントまで詳しく解説します。

ツツイ美容外科 院長 筒井 康文

【監修者】

ツツイ美容外科 院長 筒井 康文

日本美容外科学会(JSAS)専門医。1988年に大阪・心斎橋で開院以来、37年以上にわたり美容医療に従事。「本当に必要な治療だけを提供する」を信念に、7年間で1,149件のヒアルロン酸治療に携わる実績豊富な医師(2019年~2025年実績)。2024年~2025年においては、年間250件以上を手掛けるなど、高い技術力と信頼を得ている。

※ヒアルロン酸施術件数内訳:2019年94件/2020年129件/2021年116件/2022年100件/2023年196件/2024年256件/2025年258件

【所属学会・資格】

  • ・ 日本美容外科学会(JSAS)専門医
  • ・ 日本美容外科学会(JSAS)会員
  • ・ 日本美容皮膚科学会 会員
  • ・ 日本美容外科医師会 会員
  • ・ 日本先進医療医師会 会員
  • ・ アラガン・ボトックスビスタ認定医
  • ・ アラガン・ジュビダームビスタ認定医

 

【院長コメント】

ヒアルロン酸注射後は、「何か特別なケアをしなければならないのでは?」と不安になる方もいらっしゃいます。しかし実際には、施術後に最も大切なのは“過度に触らないこと”です。

ヒアルロン酸は注入直後から少しずつ周囲の組織になじみ、自然な仕上がりへと落ち着いていきます。そのため、ご自身で頻繁に触ったり、形を整えようとしてマッサージをしたりする必要はありません。

一方で、施術直後は注入部位に軽い炎症反応が起きているため、サウナや長時間の入浴、激しい運動など血流が大きく増加する行為は控えていただくことをおすすめしています。また、HIFU(ハイフ)や高周波治療など熱を加える施術も、一定期間は避けた方が安心です。

ヒアルロン酸注射は施術そのものだけでなく、施術後の過ごし方も仕上がりに関わる大切な要素です。わずかな注意を心がけることで、腫れや内出血などのダウンタイムを最小限に抑え、より自然で美しい仕上がりにつながります。

ヒアルロン酸注射後の基本的なアフターケア

ヒアルロン酸のアフターケアの基本は「刺激を避けること」と「血流を過度に上げないこと」です。施術直後のヒアルロン酸はまだ安定しておらず、外的刺激や血行の変化によって腫れや内出血が悪化する可能性があります。正しい知識を持つことで、仕上がりの質を高めることができます。

ヒアルロン酸注射後のアフターケアで大切なのは、「触りすぎない」「温めすぎない」「異常を見逃さない」の3つです。

 

ツツイ美容外科 院長 筒井 康文

【院長コメント】

ヒアルロン酸注射後のご相談で多いのが、「少し触ってしまったけれど大丈夫ですか?」「内出血が出てきたけれど異常ですか?」というものです。

実際には軽度の腫れや内出血は珍しいことではありません。一方で、施術直後に頻繁に触ったり、サウナや激しい運動を行ったりすると、腫れが長引く原因になることがあります。

術後は気になって何度も鏡を見たり触ったりしたくなりますが、できるだけ安静に過ごし、気になる症状があれば自己判断せずクリニックへ相談することが大切です。

施術当日の過ごし方

施術当日は、できるだけ安静に過ごすことが重要です。軽い洗顔やスキンケアは可能ですが、注入部位を強くこする行為は避けましょう。メイクはクリニックの指示に従う必要がありますが、多くの場合は数時間〜翌日から可能です。

また、当日は長時間の入浴やサウナは控え、シャワー程度にとどめるのが基本です。血行が良くなると腫れや内出血が悪化する可能性があります。

施術当日の過ごし方

ヒアルロン酸注入後に避けること

【院長コメント】

私の経験では、術後に強く腫れたと感じて来院される患者様の多くは、実際には正常な炎症反応の範囲内であることが少なくありません。一方で、施術当日に飲酒やサウナを利用したことで腫れや内出血が長引くケースもあります。

そのため当院では、施術後数日間は血流を大きく促進する行為を控えるようご説明しています。

施術後1週間までの注意点

施術後1週間は、ヒアルロン酸が組織に馴染む重要な期間です。この期間は強いマッサージや圧迫を避けることが必要です。特に顔のエステやセルフマッサージは控えましょう。

また、飲酒や激しい運動も腫れや内出血の原因になるため、数日間は控えるのが望ましいです。日常生活は可能ですが、「刺激を与えない」という意識を持つことが大切です。

1週間の経過スケジュール(ヒアルロン酸注入後のイメージ)

実際の経過には個人差がありますが、多くの場合は1週間前後で違和感が軽減し、自然な仕上がりへと落ち着いていきます。

ヒアルロン酸注射後にやってはいけない行動

ヒアルロン酸のアフターケアにおいて、避けるべき行動を理解しておくことは非常に重要です。誤った行動は仕上がりの悪化やトラブルの原因になります。

私自身もヒアルロン酸注射後の経過を数多く診てきましたが、術後のトラブルの多くは「触りすぎ」や「血流を上げる行動」が原因となっています。

ヒアルロン酸注射後に避けたい行動チェックリスト

以下に当てはまる行動は避けましょう。

□ 当日の飲酒

□ 激しい運動

□ サウナ・岩盤浴

□ 顔のマッサージ

□ 美顔器の使用

□ HIFU・高周波治療

□ うつ伏せ寝

□ 注入部位を何度も触る

入浴・運動・飲酒はいつから可能?

施術当日は入浴を避け、シャワーのみとするのが基本です。入浴は翌日以降、軽めから再開するのが安全です。運動や飲酒についても同様で、少なくとも2〜3日は控えることが推奨されます。

これらの行動は血流を促進するため、腫れや内出血を悪化させる可能性があります。特にアルコールは炎症を強めるため注意が必要です。

マッサージや圧迫がNGな理由

ヒアルロン酸は注入後すぐには完全に固定されていません。そのため、強い圧迫やマッサージを行うと、ヒアルロン酸が移動してしまう可能性があります。

これにより、左右差や形の崩れといった仕上がりの問題につながることがあります。自己判断でのマッサージは避け、気になる点があれば医師に相談することが重要です。

実際にはヒアルロン酸が大きく移動するケースは多くありません。しかし施術直後はまだ組織とのなじみが十分ではないため、強い圧迫や頻繁なマッサージによって形状に影響を与える可能性があります。

特に鼻やあごなど輪郭形成を目的とした部位では注意が必要です。

ダウンタイムを短くするアフターケアのポイント

ヒアルロン酸のアフターケアを適切に行うことで、ダウンタイムを短縮し、より快適に回復することが可能です。ここでは実践的なポイントを紹介します。

【院長が推奨するダウンタイム対策】

・施術後3日程度は軽く冷却する

・内出血が黄色く変化したら温める

・頭を高くして寝る

・飲酒を控える

・十分な睡眠をとる

・顔を強く圧迫しない

腫れや内出血を抑える生活習慣

施術後は、十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけることが重要です。体調が整っているほど回復は早くなります。また、水分をしっかり摂ることで代謝が促進され、内出血の吸収も早まります。

さらに、施術後数日は顔を強く下に向ける姿勢や長時間のスマホ操作も控えると、むくみ予防につながります。

冷却やスキンケアのポイント

腫れが気になる場合は、清潔なタオルや保冷剤で軽く冷却することが効果的です。ただし、強く押し当てるのではなく、優しく冷やすことがポイントです。

スキンケアは低刺激のものを使用し、ピーリングやスクラブなど刺激の強いケアは避けましょう。紫外線対策も重要で、日焼け止めの使用が推奨されます。

ヒアルロン酸注入後の正しい冷却方法

冷却のタイミング

  • ・ 施術当日~翌日:腫れや赤みが気になるときに冷却を行う。
  • ・ 2日目以降:腫れが落ち着いてきたら冷却は不要。

こんな時は冷却を中止して医師に相談を

  • ・ 冷却しても腫れや痛みが強くなる
  • ・ しびれや違和感が強くなる

施術後のトラブルを防ぐために知っておきたいこと

ヒアルロン酸注射は安全性の高い施術ですが、まれにトラブルが発生することもあります。事前に知識を持っておくことで、適切に対応できます。

ヒアルロン酸注射は比較的安全性の高い施術ですが、まれに内出血や腫れなどが生じることがあります。適切な診察と施術後のフォローによって、多くの場合は改善が期待できます。

正常な経過と注意すべき症状

通常の経過では、軽い腫れや内出血、違和感が数日〜1週間程度続くことがあります。これらは時間とともに自然に改善します。

一方で、強い痛みや急激な腫れ、皮膚の色の変化などが見られる場合は注意が必要です。これらは血管塞栓などの可能性があるため、早めの対応が重要です。

医師に相談すべきタイミング

以下のような症状がある場合は、速やかに医師へ相談しましょう。

・腫れや痛みが数日以上強く続く

・しこりや硬さが改善しない

・皮膚の色が紫や白っぽく変化する

自己判断で対処せず、専門医の判断を仰ぐことが安全です。

受診の目安フローチャート

すぐにクリニックへ連絡した方がよい症状

  • ・ 強い痛みが続く
  • ・ 腫れが急激に悪化する
  • ・ 皮膚が白っぽくなる
  • ・ 皮膚が紫色になる
  • ・ 視界の異常がある
  • ・ 注入部位以外にも症状が広がる

一方、

  • ・ 軽い腫れ
  • ・ 軽度の内出血
  • ・ 数日程度の違和感

は通常経過としてみられることがあります。

よくある質問

ヒアルロン酸注射後にメイクはできますか?

施術部位によって異なりますが、多くの場合は当日または翌日から可能です。詳しくは施術を受けた医師の指示に従ってください。

ヒアルロン酸注射後にうつ伏せ寝は大丈夫ですか?

施術後数日間は注入部位への圧迫を避けるため、仰向けでの就寝をおすすめします。

ヒアルロン酸注射後にサウナはいつから入れますか?

腫れや内出血を悪化させる可能性があるため、1週間程度は控えることをおすすめします。

ヒアルロン酸注射後にしこりができたらどうすればよいですか?

自己判断でマッサージを行わず、施術を受けたクリニックへ相談してください。

ヒアルロン酸注射後に飛行機に乗っても大丈夫ですか?

通常は問題ありません。ただし施術当日は腫れや違和感が出ることがあるため、長時間の移動予定がある場合は余裕を持ったスケジュールをおすすめします。不安がある場合は事前に医師へ相談しましょう。

まとめ|ヒアルロン酸注射はアフターケアが仕上がりを左右する

ヒアルロン酸のアフターケアは、施術の満足度を大きく左右する重要な要素です。ダウンタイムが短い施術であっても、過ごし方によって腫れや仕上がりに差が出ることがあります。

特に重要なのは、「刺激を避ける」「血流を上げすぎない」「異常を見逃さない」の3点です。この基本を守ることで、トラブルのリスクを大きく減らすことができます。

これからヒアルロン酸注射を検討している方は、施術だけでなくアフターケアまで含めて理解しておくことが大切です。不安がある場合は、事前に医師へ相談し、自分に合ったケア方法を確認しましょう。

ツツイ美容外科では、お一人おひとりの骨格やご希望に合わせてヒアルロン酸注入を行っています。

このような方はご相談ください

  • 初めてヒアルロン酸注射を受ける方
  • 自然な仕上がりを希望する方
  • ダウンタイムをできるだけ抑えたい方
  • 他院修正を検討している方

まずはカウンセリングでご相談ください。

施術前だけでなく、施術後のアフターケアまで丁寧にサポートいたします。

ツツイ美容外科が選ばれる理由

  • ・ 開院37年以上の実績
  • ・ JSAS専門医が在籍
  • ・ アラガン認定医による注入
  • ・ 自然な仕上がりを重視
  • ・ 術後のアフターケア体制

ヒアルロン酸注入のWEB予約の案内

院長
院長

この記事を書いた人

筒井 康文 院長

国立佐賀大学医学部卒業後、名古屋掖済会病院の救命救急で研修を積み、大手美容外科で技術を習得。
1988年にツツイ美容外科を開院し、長年にわたり美容医療に従事。豊富な臨床経験をもとに、患者一人ひとりの想いに寄り添った診療を重視し、「安心して受けられる美容医療」の提供を日々追求している。

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