2026/05/21
症例紹介|まぶたにやさしい埋没法による自然な二重形成
30年以上の経験の中で大切にしていること
私は、美容外科医として30年以上に渡り、多くの患者様に接して、いろいろな美容手術を行ってまいりました。
その中でも一番多いのが、埋没法による二重まぶたの手術です。
どれくらい多くの方々に私の埋没法の手術を受けていただいたか、正確な数字はわかりません。
手術の際にいつも考えていることは、目の前にいるこの患者様はどのようになりたいのか、どういった目を望んでいるのか、どのようにしてあげることがこの人に喜んでもらえるのか、ということです。
患者様のご希望を確認するシミュレーション

患者様のまぶたの状態と、患者様のご希望と、自分自身の技術の限界をしっかりとよく見極めて、シミュレーションを行います。
「涙管ブジー」という針金のような細い器具で、仮の二重まぶたを作ります。
控えめな幅、普通の幅、広い幅、また末広型や平行型のラインを作って、ご希望をよく確認します。
このシミュレーション作業は、患者様に満足していただく結果を出す上で非常に重要なことだと位置づけています。
まぶたへの負担に配慮した埋没法について

<他院例>
また、埋没法の手術中によく心がけていることは、眼球やまぶたにやさしい手術をすることです。
特にまぶたの裏側には絶対に糸を出さないことを意識しています。
まぶたの裏側は患者様には見えません。
裏側に糸が出ているような雑な手術をされていてもわからないので、気付かないことが多いです。
1ヶ月以上、異物感が続いたり、目やにが多く出るような場合は、眼科受診をおすすめします。そういった手術を行うクリニックでは、まともに対応してくれないことが予想されるからです。
20代男性|控えめな二重をご希望された症例
今日、ご紹介するのは20代前半の男性です。
ごく控えめな二重まぶたをご希望されていました。
もともと目の大きさに左右差があり、まぶたを挙げる筋力も左の方が少し弱い傾向があります。
<術前>

美容外科専門医の立場からすると、左瞼の筋力を強化して、右目よりも少し広く二重の幅をとることで、左右対称な目になると思いました。
しかし患者様は、そういったことを望んでいるのではなく、ダウンタイムが少なく、周囲からあまり気づかれないように、さりげなく控えめな二重まぶたになることを希望されているので、その思いを尊重することにしました。
<術中>

目にやさしい埋没法の極意は、まぶたの裏側に糸を出さないことと、糸を結ぶ強さの調整です。
眼瞼結膜に糸を通した後ですが、結膜上に糸は全く出ていないし、見えていません。
<当日>

控えめな幅なので、手術直後でも腫れは少ないです。
<1週間後>

少し目に力が入っているので、二重の幅が狭く見えています。
<1ヶ月後>

ほとんど腫れも引いて仕上がりの状態です。
元々の左右差はそのままですが、二重まぶたになったことで、黒目が大きくなり、目そのものも大きく見えるようになっています。
目元の印象もやわらかくなっています。
患者様も「希望の控えめな二重まぶたになった!」と言って大変喜ばれていました。
