2025/02/18
症例紹介|60代女性 ヒアルロン酸注入(ビスタシェイプ)
2025年が明けて、もう1ヶ月以上が過ぎてしまいました。寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ツツイ美容外科、院長の筒井康文です。
今回は若い人にもご年配の方にも人気のあるヒアルロン酸治療についてお話しします。
コラーゲン治療の時代 – ヒアルロン酸登場前
私が開院した昭和63年には注入治療といえば、仔牛由来の「アテロコラーゲン」のみでした。その後、少しの圧で注入できる「ザイダーム」というコラーゲンが登場しました。
コラーゲンはさらに進化し、アレルギーのほとんどないヒト由来の「ベビーコラーゲン」(Humallagen)に移行しました。

写真:ベビーコラーゲン
ヒアルロン酸の登場 – コラーゲン市場を塗り替える
ヒアルロン酸はザイダームの後に日本に上陸し、それまでのコラーゲン市場を大きく塗り替えました。
ヒアルロン酸の種類は非常に多く、各ヒアルロン酸メーカーは鎬を削っていました。
日本で初めて承認されたヒアルロン酸 – アラガン社のジュビダーム
当時はコラーゲンもヒアルロン酸も全て医師が個人輸入で調達し、自己責任のもと治療を行っていました。そうした中、日本の厚生労働省に初めて承認を受けたヒアルロン酸が登場しました。
それがアラガン社の「ジュビダーム」というヒアルロン酸です。

写真:ジュビダームビスタ ボリューマXC
HYLACROSS(ハイラクロス)製法で作られたジュビダームビスタの承認後、さらに進化したVYCROSS(バイクロス)製法で作られた「ボリューマ」、「ボリフト」、「ボルベラ」、「ボラックス」といった4種類の濃度のヒアルロン酸も厚生労働省の承認を受けました。

美肌用ヒアルロン酸「ボライト」の登場 – うるおいとハリをプラス
その後、従来のヒアルロン酸のように形を作るのではなく、肌のうるおいや、ハリ、ツヤを作る美肌用ヒアルロン酸の「ボライト」も承認されました。

写真:ジュビダームビスタ ボライトxc
承認ヒアルロン酸の安全性と専門的な知識
このような厚生労働省の承認を取ったヒアルロン酸を使用する場合は、必ずアラガン社のセミナーを受講し、製剤の特性や注入方法の知識を学び、さらに専属の指導医のレクチャーを受けてはじめて患者様に注入することができます。
一方、個人輸入で未承認のヒアルロン酸を扱っている医師は、そういった過程を経ることなく独自の方法で注入しています。
ヒアルロン酸の注入方法 – 進化する技術
ヒアルロン酸は従来、こけた頬や、ほうれい線、こめかみといったくぼみのある部分に局所的に注文する方法が一般的でした。ことろが、アラガン社が提案した「ビスタシェイプ」という特殊な注入方法は顔の輪郭やたるみ及び、くぼみ具合に応じたリフトアップ効果のある画期的な注入方法でした。
私も四苦八苦しながらやっとの思いでビスタシェイプをなんとかマスターすることができました。
今では多くの患者様に満足していただけると自負しています。

【症例紹介】60代、女性 ヒアルロン酸6本(6cc)使用
それでは、ビスタシェイプの症例を見ていただきます。

【左:治療前 右:治療後1ヶ月】(60代)
ジュビダームビスタボリューマXC 2本(2cc)
ジュビダームビスタボリフトXC 2本(1cc)
ジュビダームビスタボルベラXC 1本(1cc)
ジュビダームビスタボラックスXC 1本(1cc)
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【治療内容】 ヒアルロン酸注入 【治療詳細】 ヒアルロン酸注入による若返り 【費用】 ジュビダームビスタボリューマXC 2本(2㏄) ジュビダームビスタボルベラXC1本(1cc) ジュビダームビスタボラックスXC 1本(1cc) ※必ずカウンセリングをお受けいただく必要があります。診察料別途要 【リスク・副作用・合併症】 軽度の腫れ/施術中の痛み/術後の内出血/左右差/小さな針穴の赤み/凸凹/異物感/違和感/アレルギーが生じる可能性/注入後の感染/血流不全/皮膚壊死 |
院長、筒井康文による解説
施術前は、目の下のクマ及び、ゴルゴ線が非常に目立ち、実年齢よりも老けた印象を与えていました。
さらに、ほうれい線も深く、口周囲に小さく散在するシワも深く、フェイスラインもぼやけていました。
この方はボリューマ2本でリフトアップと顎を細くし、ボラックス1本でフェイスラインを整えました。
さらにボリフト2本でほうれい線や口周囲のシワ、頬のコケの改善を行いました。
そして目の下及び、ゴルゴ線へはボルベラ1本を使用しました。

合計6本のヒアルロン酸を使用しましたが、10歳以上は若返った印象になられたのではないかと、思います。