私は、美容外科診療というものをビジネスとしてではなく医療としてとらえています。
もちろんビジネスとして行なっている場合でも医療としての要素はありますし、医療として行なっていてもビジネス的要素はありますが、決定的な違いは、患者様にとって不必要な手術は勧めないということです。
ビジネスは医療技術を商品化し、一人でも多くのお客様に少しでもたくさんの商品を買ってもらい売上げにつなげます。
商品には見栄えを良くするため、魅力的な名前をつけたり豪華そうな箱に詰めて包装したりします。
医療が求めるものは、悩める心の治療以外にはありません。
極端なことを言えば、手術などしなくても、心がその捕われから開放されれば、それで良いのです。
しかし、現実にはなかなか難しいものです。
気になるものを「気にするな」と言われても、やはり気になるものです。
外科的な治療で気になる部分が改善し、今までよりも気にならなくなったら、その治療はその人の人生にとって多かれ少なかれ、意義のある行為であったと思うのです。
そして、そこにこそ美容外科の本来の目的があるように思うのです。
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